施設概要
小さな空間が集まってつくられる、ただの長方形でない、集合的な平面。そうすることで建物と外部がばさっと切れてしまうのではなく、両者が混ざり合い、中と外が段階的につながっていくような連続感をつくることで、周辺環境との調和を生み出します。外壁にガラスを使用することで中で行われている活動がキャンパスを歩いている人や、近くの建物の中からでもうかがうことができ、キャンパス全体へ、そして街へと広がっていきます。
平成25年2月 基礎工事着工
平成25年10月 完成
構造:鉄骨造 平屋
建築面積:1,320.40㎡
延床面積:1,394.26㎡
屋根:ガルバリウム鋼板
外壁:ガラス、一部モルタル壁
レクチャーホール:561.89㎡
●ホール1(固定席210席)
●ホール2(可動席99席)
●ホール3(可動席45席)
エントランス:80.93㎡
コモンズスペース:104.50㎡
会議スペース:53.50㎡(可動席30席)
控えスペース:48.59㎡
建物のメインエントランスです。学生や教職員、地域の人々が集う開かれた空間となります。エントランスとホールからのアプローチが可能で、休憩やホワイエスペース、イベントスペースとして使うことができます。ホール1へはゆるやかに空間がつながっていきます。
ホール1
ホール2
メインのホールとなる「ホール1」は、210席の固定席があり、「ホール2」と「ホール3」を連続させて使用することで最大354席のホールとして使用することも可能です。大きなカーテンによって空間を暗転することができ、プロジェクターを使用した講演会やイベントにも対応することができます。
「ホール2」は単独で100人規模の小ホールとして使うこともできます。
小ホールや会議室、イベントスペースなどとして、多目的に使用することができるスペースになっています。「ホール3」と「会議スペース」を使用し、「ホール1」と「ホール2」とも合わせて使用すると、最大410席の設定が可能です。